ロケ地巡りツアー:『Endeavour/新米刑事モース』オックスフォード Trinity College
いつか行こう。と思いながらずーっと、ず~~っと先送りにしてきていたオックスフォード訪問。1年に数回ロンドンへ行きながら毎回「んー、今回はいいや。またどうせ来るし」を繰り返していましたが、現金なもので、『Endeavour』にハマったことで、「今回は絶対Oxfordに行く」と固く決意(笑)
我ながら、現金すぎる…www
ロンドンからバス(Oxford Tube)でオックスフォードへ
ロンドンからOxfordに行く方法は2つ。1つは列車、もう1つはバス。列車の方が早いことが多い(渋滞した場合は特に)らしいですが、空いていればバスでも1時間強で着きます。
バスは、Oxford市のど真ん中まで連れて行ってくれるので、オックスフォードに着いた後すぐ観光を始められます。列車の場合は街のはずれにつくので、市の中心まで自力移動必須。
とのことで、私はOxford Tube]で行きました(もう1つ、Oxford行きCoach=長距離バスがあります)。Return(往復)£17(出発日または翌日に戻る場合)。日付を決めている場合は先にインターネットでチケットを手配しておくことも可能。
※運賃は変更となることがあります。実際、2013年4月に変更になっていますので、これから行かれる方は必ず公式サイトで確認してください。また道路事情に合わせてOxford Tubeのバス停が移動したりすることもあり。
Marble Archにあるバス停から乗り込み、1時間でオックスフォード市へ。市内のバス停に停車しながら行くので、オックスフォードからど真ん中のバス停までは10分くらい。オックスフォード発各地行きのCoachが並ぶバス停は、周りを建物に囲まれた場所にあるので、降りると現在地が分からず「ここはどこ…」となりますので、Wi-Fiまたは現地のsim、お財布が頑丈な方は国際ローミングで、スマホのMapをスタンバイ!
私はDocomoのAndroidを使っていて、simロックを外してイギリス調達のSIMを入れています。ヒースロー空港で£10から購入可能。simロックって?simって?と思われた方はググってください(^_^;
ということで、前日の夜、フラットで調べたロケ地をGoogle Mapで確認して向かいます。
『Endeavour/刑事モース』S1F2「Fugue/Case3:殺しのフーガ」撮影場所Trinity College
最初に来たのは、『Endeavour』S1E2「Fugue」のクライマックスの舞台となったTrinity College(Oxford mail:Film crews endeavour to deliver dramatic TV stunt)。バス停から徒歩5分くらい。入場料£2。12時から1-2時間は、学生が実際に食事をとるので、見学不可。というのも、食堂が見学に解放されているのですv
モースがせっせと横歩きしていた時計!だけど…反対側?ドラマでは確か右から左に移動していたはず…。
そう、Endeavourの視界の下には、この六角形の芝生が見えてました。
そこまで分かっていながら、この庭からEndeavourがDI Thursdayを救う(ついでに犯人逮捕も)べく、必死でカニさん歩きをしていた教会の上を取り損ねたワタクシ…orz。↑この写真の右端にちらりと教会の屋根の飾りが写っています(苦笑)そっちを撮れよ…
反対側ではありますが、↑ここですね。飾りがついてる屋根です。EndeavourとDI Thursdayと殺人鬼Cronynが対峙し、DI Thursdayに飛びかかったCronynにEndeavourが飛び掛かってDIを助けた場所。この屋根の下は↓
ピントがボッケボケの教会です(^_^; 結構こぢんまりとした教会。
時計台の下に入って右手に教会、左手に食堂があります。
観光客の団体がいて、食堂内に掲げられた肖像画の説明をしていたので遠くからパチリ。
学生達はここで食事をとるようです。
ハインズのケチャップは必需品(笑) Trinity Collegeに来たのが11時過ぎだったので、厨房で昼食の準備が始まっており、辺りにはこの上なく良い匂いが…。腹の虫が叫んで叫んで仕方がなく…
私が行った日は小雨モードの日で、眩しいくらい青々とした芝生を見ながら裏庭を通り抜け、正面から見える時計を凝視。この(反対側)をEndeavourが必死で渡っていたと思うとテンションうなぎ上り。視線の先には狙われるDI Thursdayですからね。そりゃぁ、下を見て怖いとか思う暇もなかったはず(と決めつける)
この右側にEndeavourとDI Thursdayが佇み、「モース、お前が誰を救えなかったか、俺は知っているぞ!」とCronynがEndeavourを挑発するわけです。頭のキレすぎるOxford Boy。
DI: Find something worth defending.
守るに値するものを見つけろ
E : I thought I had… found something.
見つけたと…思ってました
DI: Music?
音楽か?
E :…
DI:I suppose music is as good as anything. Go home, put your best record on… loud as it’ll play… and every note, you rememeber… that’s something that the darkness couldn’t take from you.
音楽は何にも引けを取らないいいものだ。家に帰って、一番のレコードをかけろ。最大ボリュームで。一つ一つの音符をお前が覚えていれば、それは悪意がお前から奪えないものだ。
動揺するEndeavourにDIが掛けた言葉、その暖かさに涙ぐむEndeavourのシーンが、夕暮れのOxfordを背にものすごく美しく、ものすごく印象的でした。涙がこぼれないようにちょっと上向きで瞬きをするEndeavour。
ゆっくり振り返った先に、Radcliffe CameraやSheldnian Theatre、St Mary Churchが。
さすがに地上からはこんな感じで頭しか見えません(汗)
屋上に上ればド迫力で綺麗に見えるんでしょうね…。いや、一般人登れませんが。
ちょこんと上だけ出ている灰青色の丸い天井はこのラドクリフカメラ。オックスフォード大学図書館の一部。
この記事を書こうとラドクリフカメラの名前を調べていたら、なんとなんと、そのすぐ隣にEndeavourが「Fugue」でCronynにぶっ刺されたthe Bodleian Libraryがあったことに気づきました!なんでもっと早く気付かなかったんでしょう!もうもうもう。
いいんです。どうせ、また○ヶ月後にはロンドンに行くのが決定しているので、その時にまたリベンジします!
ちょっと戻りますが、「守る価値のあるものを見つけろ」やり取りの直前にEndeavourが投げかけた質問とそれに対するDI Thursdayの答えが、もしかしたら第4話「Home」のあの事件に繋がっているのかなぁ~と、全4話を観終えた時に思った次第。
E:How do you do it? Leave it at the front door.
どうやるんですか?玄関に置いてしまうって(仕事のことは玄関から持ち込まないのがThursday家のルール)
DI:Cos I have to.
そうするしかない
マフィアと遣り合って妻と子供2人の身が危なくなった過去のあるFred。しかもCID(刑事部)であればそれなりに重い事件も扱うので、それら諸々を家庭に持ち込まないように、Fred自身がものすごく努力した、持ち込まないようにするしかなかった。FredとWinのThrusday夫妻が必死で守り築き上げてきたのが、あのJoanとSamの笑顔なのでしょうね。
Joanと恋仲だと誤解されたEndeavour、S2があればぜひとも頑張って誤解を解いてほしいものです。「僕じゃありません」とストレートに言いそうですけど、あのyoung lad(笑)
ということで、とりあえずTrinity Collegeでした。まだまだ回ったので続きます。