[S3]『Endeavour/新米刑事モース』シリーズ3前半2話の邦題決定
2016.03.12(土)14時より、『Endeavour/新米刑事モース』シリーズ3第1話&第2話(Case10&Case11)がWOWOWで放送決定となり、邦題も発表されました。
S3E1:Ride/Case10:表と裏のバラッド
S3E2:Arcadia/Case11:遠き理想郷
前回「Case 9 腐った林檎」では、スタンディッシュ警察本部長を殺したと疑われてモースが逮捕されるという衝撃のラストで幕を閉じた。今回、「Case 10 表と裏のバラッド」はその後を描く。はたしてモースはどんな運命をたどるのか。いつもとひと味違う物語の始まりに注目。
<ストーリー>
「Case 10 表と裏のバラッド」
1967年3月。ある湖の近くで若い赤毛の女性の他殺体が見つかる。その湖のほとりに、貴族が広大な屋敷に住んでいた。その貴族はモースのオックスフォード大学時代の友人。粗暴で、美人妻がいながらも浮気性。また同じ湖畔にカジノを経営する、これまた大金持ちで、夜ごとパーティをひらく謎の男性の存在が……。「Case 11 遠き理想郷」
オックスフォードで貧乏画家が住む部屋が爆発。黒焦げの遺体が見つかった。同じころ、安くて有名なスーパーのチェーン店で買い物客の女性が倒れて亡くなるという、2つの事件が発生。その後、スーパーの商品であるベビーフードにガラスの破片が混入されるが、これは爆発した部屋に住む画家の仕業だったと思われ……。
S2最終話で警察本部長殺害の濡れ衣を着せられ、投獄されたEndeavour。DIサーズデイの生死も分からぬまま尋問され…
S3では市民生活に戻っていますが、オックスフォード時代の友人を頼って湖のほとりで隠遁生活(笑)ヤサグれています。
警察では、あの警視正までもがEndeavourの帰りを待っているという思わぬ展開!迎えに来たDIサーズデイに八つ当たりとかしながら、しかし捜査を辞められない仕事中毒(違)
S3で、おおっと!と思ったのは、Endeavourのモテ度がめちゃくちゃ上がっていること。とにかく美女から声をかけられキスをねだられ、熟年からもお誘いを受けたりなんかして、選り取り見取り!
往年のモースも女性には目がありませんでしたが、、、、ま、分かります。
また、S3では登場人物の入れ替えが発生。意地悪先輩→実は暗い過去持ちだった先輩刑事のジェイクスが第2話で退場し、入れ替わりで女性警官Shirley Trewloveが登場。
相変わらずの群集劇で、怪しい人間・動機のある人間・後ろ暗いものを抱えている人間のオンパレード。Endeavourが根気よく謎を紐解いていって、最後にやっと犯人が分かる流れはいつもどおり。
日本放送ではまた10分以上削られて、何人かの存在が抹殺されることと思われます。
イマジカBSでの放送などでこの『Endeavour/新米刑事モース』をお知りになった方は、ぜひともUS版Blu-rayかUK版DVDで、ノーカットオリジナル版をご覧ください。WOWOW放送では無残にカットされてしまった様々な登場人物や細かいエピソードが楽しめます。
どれくらい削られていて、どれくらい話が変わっているかは、『Endeavour』プリクエル「華麗なる賭け」の記事をご覧ください→≪E:Case1≫カットされたシーン込のエピソードガイド(1)『Endeavour 2012/華麗なる賭け-新米刑事モース~オックスフォード事件簿』
Endeavour - Pilot & Complete Series 1 & 2 [DVD]
Masterpiece Mystery: Endeavour Series 1 [Blu-ray]
Masterpiece Mystery: Endeavour Series 2 [Blu-ray]